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大迫 de プロ・ゼミ (プログラミング出前授業)を行いました。

 令和5年11月17日・22日 大迫中学校2年生の皆さん、
 令和5年11月24日・28日 大迫小学校5年生の皆さんを対象に、
大迫高校生有志によるプログラミング出前授業が行われました。
(プログラミング学習の導入~初歩的な内容を、小学校・中学校の学習指導要領に沿う形で実施しました。)

 導入は、ブルーシートにマス目をつけたものを用いる「人間プログラミング」です。人間をロボットに見立て、適切な命令(プログラム)を与えることで、その行動を制御します。様々な課題や条件も、適切な命令を与えることでロボットがクリアできることを体感してもらいました。

(大迫小学校)人間プログラミング。指定された場所を最低の手数で経由してゴールさせます。

次は、コード・A・ピラーという、芋虫型のロボットを用いました。このロボットは、体にある5つの節ごとに4種類の命令から選べるスイッチがあり、頭の方から順番にその命令を実行して動きます。「他のピラーと衝突することなく、かつ、床に置いたペットボトルの間を通る」などの条件をクリアできるよう、生徒は試行錯誤を重ねて命令を組み立てていました。

(大迫中学校)コード・A・ピラーの制御に取り組む様子。複数のミッションを同時にこなすため、ロボットにどのような指示を与えればよいのか、真剣に考えています。

 最後に、マイクロソフト社の Make Code を用いて、micro:bit という LED やセンサーがついている基盤に命令を与えて、指示通りに動かすことを体験しました。
 Make Code は組み立て型プログラムなので、プログラムの構造や意味を直感に近い形で理解することができます。また、組み立てたプログラムを簡単な操作1つで、高校で学習するPythonに変換することもでき、プログラム学習に適した教材です。

micro:bit 本体。
Make Code で作成したプログラムをこれにダウンロードすれば、指示された通りに動作します。

 小学生・中学生の皆さんは、楽しみながら、そして真剣に考えながら取り組んでくれました。特定の条件でLEDを点灯させてみたり、オリジナルのメロディーを鳴らしてみたりなど、その熱意には、指導役の迫高生も感服しました。なかには、迫高生の事前練習でも気が付かなかった方法で、課題を解決する小学生・中学生も現れ、驚嘆しきりでした。

 授業の実施にさまざまなご協力をいただいた大迫小学校、大迫中学校の皆様に、改めてお礼申し上げます。

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