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【大迫高×総探】大迫アクティベートプロジェクト・神楽探究班


神楽探究班は、いつも一緒に部活動をしている学芸部神楽班のメンバーです。

神楽を紐解き、伝統を受け継ぐ

ユネスコ無形文化財に指定されている早池峰神楽の探究活動の報告は次のように進めました。

ダイジェスト版

目次
 1.課題・目的
 2.取り組み内容
 3.結果
 4.考察
 5.参考文献・資料

初めに、学芸部神楽班の私たちに足りないものは何かを考えました。
足りないことのイメージがつかめたところで、いよいよ実践です。

結果・・・ 大償神楽 = 早池峰神楽

  と、いうわけではなく・・・

大償神楽と岳神楽の2つの総称が「早池峰神楽」

私たちの舞っている大償神楽は、なんと室町時代からはじまっている猿楽能がルーツ
室町時代から現在までの歴史も調査

神楽を学ぶ者の登竜門 式舞「三番叟」

ここからは、私たち学芸部神楽班が取り組んでいる舞を紹介します。
舞手は写真のような面を付けて、烏帽子をかぶります。
そして、千早という大きな着物を着て右手に鈴木、左手に扇を持ちます。
舞手以外には、太鼓1人、鉦2人、笛1人、舎文1人、幕出し1人の計7人で演舞します。

舎文(しゃもん)を紐解くことで見えた面白さ

「三番叟」の舎文を簡単解説

まずは、前の舞台の説明 ハンサムでみんなの憧れの翁の舞が前の舞台
後ろ向きで登場
主役登場 色黒で背が小さいおじいさん!!日本最初の神の子です!
三番猿王
皆でお酒を楽しんでいます。舞台には舞手が一人!で大観衆が居るかのよう

扇を大杯に見立て酒を呷ります
楽しそうなその場の様子
室町からの伝承がうかがえる一節
アクロバティックな舞が特徴
脈々と受け継がれた神話と芸能

伝承活動はまず場数を踏むことから

4月からほぼ毎月披露してきました。見てくれたみなさんありがとうございます。
1月にも2月にもまだまだ披露の機会が準備されています

一年の活動を振り返って

神楽の歴史や舞の知識を深めることによって、大償神楽の弟子神楽の自覚が芽生え、伝承活動に対する責任感が高まった。
・今後は三番叟だけでなく、他の演目も習得して伝承活動を盛り上げたい。

「神楽」を知ることで、保存会の方々の偉大さを知り、少しだけ保存会の師匠の方々に近づけたと思っています。そして、これからも、たくさん練習に励んで、地道にレベルアップしたい!頑張りたい!そして部員を増やしたい!と思うことができました。


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