二十歳のワインプロジェクト(高校魅力化プロジェクト)
令和5年7月25日、2学年の生徒18名が、各自で描いたラベルを貼った白ワインのボトルを、早池峰ダムの中に貯蔵しました。これは高校魅力化プロジェクトの1つとして、今年で3年目の事業となります。
貯蔵された白ワインは、昨年度自分たちで世話をして収穫したブドウも使われたものです。地元のワイナリーであるエーデルワイン様が醸造しました。
ワインボトルのラベルは、前日の24日に作成しました。二十歳になった自分へのメッセージを強く感じさせるものもあれば、この瞬間、一番好きなものを意識して作られたラベルもあり、個性豊かに仕上がっていました。
ラベルを貼ったワインボトルは、しっかりとラップでくるみ、さらにビニール袋を被せたうえで、専用のテープでぐるぐる巻きにしました。(かなり厳重な湿気対策を施しました。)
これを早池峰ダムの躯体内に令和8年まで保管します。ダムの躯体内は夏冬通して温度が一定に保たれており、温度変化の少ない環境でワインの味もさらに良くなるものと期待されます。今日(25日)は35℃に迫る暑い日だったので、躯体内の心地よい涼しさは格別でした。
所定の保管期間が終わった後は、生徒の自宅に発送することになっています。二十歳になった自分に、過去の自分からのプレゼントとなるこのワイン。例え大迫の地を離れていたとしても、その味が望郷の念を掻き立てることは間違いないでしょう。